【楠】のはなし ①

2020-07-19

 

今回は【楠】のおはなしです。

 

【楠】は、ショールームでは主に一枚板テーブルにして販売しています。

表情がとても豊かで、大好きです。

サイズはW90のコーヒーテーブルから、W300を超すダイニングテーブルなど様々。

ひとつひとつ個性があり、ふたつと同じカタチはなく、世界にひとつだけの【楠】です。

 

 

さて、そもそも【楠】とはどんな木なのでしょうか。

 

日頃ご来店いただいたお客様との会話の中でよく出てくるのが【佐賀県の木】という言葉です。

では、【楠】はいつから、どのような経緯で【佐賀県の木】になったのでしょうか。

 

県庁の広報の方に直接伺いました。

【楠】が県木に指定されたのは1966年。『太陽の塔』で有名な大阪万博の記念事業として提唱された「緑のニッポン全国運動」で定められたそうです。

ちなみに、選んだのは佐賀県民のみな様。公募によって集められた候補の中より応募多数の【楠】が選ばれたとのことでした。

 

愛されている木なのですね。

 

2年後には県旗のデザインも【楠】になります。

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クスの花を図案化して、佐賀県の栄える姿を象徴したものです。

生地は、クスの葉の色を基調にした深緑色で希望と平和を、白い花弁は公明と清潔を、朱赤色のメシベとオシベは誠実と情熱を表しており、全体の形は、調和ある力強い発展を表しています。

(佐賀県庁ホームページより引用)

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このように、私たちが住む佐賀県と深く結びついている【楠】。

次回は、その特徴や佐賀県内の銘木などをご紹介していきます。

 

 

ご協力くださった方々、ありがとうございました。